
私が購入したSLは実質的に最後のモデルといえるものです。
2008年モデルは既存のキシリウムESがSLに改名したらしく、SLモデルにはプレミアムという上位グレードが誕生しました。(改名ではなく、ハブもスポークパターンも異なるので別物といえる )
●追記----2008.5.8
実物を見ると、旧SL。ESと現SLは似てるようでまるで違うことが判明。
大きく変わったのはリア側で、横幅が広くなったアルミハブとオフセットリムにより、ハブ周辺はかなりワイドになっています。
2008年6月1日 新型キシリウムSLと旧キシリウムSLを追記
2008年6月7日 新型キシリウムSLと旧キシリウムSL その2>>
そのためエンドはかなりタイトになるので、フレームによっては干渉する場合もあるようです。。
スポークの組み方も旧SLとは異なっています。
そして旧SLより明らかに軽くなっています。
空力面では不利になる要素が多くなっていますが、それよりも剛性アップを優先させたようです。
アルミリムは山岳専用で、平地ではCosmic Carbone Ultimateで行け、というのがMAVICの回答なんでしょうね。
でもアルミリムにこだわるなら、チューブレス対応のリムを出して欲しいところ。
ともかくMAVICのラインナップからはESのモデル名が消えことになります。
これはR-SysとCosmic Carbone Ultimateがラインナップに加わった事によるものようですが、前者は18万円クラスのホイールしかもヒルクラ専用っぽいホイールの話題は、今の私には関係の無い話。
ましてや後者は40万円を越えるプロ用だし。
さて、この"旧"キシリウムSL。
ホイール単体で見たときは、リムの色がクリアアルマイト処理なのが災いし、ブラックアルマイトのESや下位グレードのEriteに比べて存在感があまりありませんでした。
ところが、これにタイヤをはめSequoiaに装着するとあら不思議。
どちらかといえば安物のロードバイクだったSequoiaが、いきなり上品でレーシーな雰囲気のあるバイクに変身。
パッと見た感じ、やたら高級感のあるバイクに生まれ変わりました。
細かいところに目を通すとリムのロゴ処理に関しては、上級グレードのESはシールなのに対してSLはシルク印刷だったりします。

こういうところが意外と所有欲を満たしてくれたりするのですが、私が変なだけなのですかね。ちなみにESに貼られているロゴシールは、剥がれたからといっても単体では販売してくれないんだそうです。
では実際の走行感はどうなのか。装着して走行してみました。
まわるまわる。タイヤが回る。
とにかくタイヤが「走れ、回れ」と伝えてくる。
下りのコーナーでは、「もっとフロントから切り込め」と言ってくる。
グランドツーリング系のSequoiaがスーパースポーツに変身してしまいました。
一般的に硬いと評価されるキシリウムシリーズですが、もともとSequoiaは衝撃緩和に長けたバイクなので乗り心地を含め、路面状況の情報伝達は相性抜群といえます。
でもこのホイール、ライダー側にある程度のぺダリングスキルを求めてきます。
先述のタイヤが回る感覚は、ライダーのケイデンスを促す結果になるからです。
だからちょっとでも手を抜いたり休もうものなら、ホイール側から叱責が飛んできそうです。
そのかわり、がんばればがんばるほどダイレクトに応答してくれます。
葡萄坂の初アタックで、足を付くことなくクリアできたのはこのホイールのおかげ。
乾いた雑巾を絞ってだしたようなパワーを、坂を進む力に伝えてくれたのが分かったから。
ホビーレーサーでさえ時代は既にカーボンリムとか言い出していますけど、やっぱりこのホイールは根っからのレース用なんだなぁと実感しました。
10万円以内のホイールならば間違いなくおすすめの一品です。
ところでMAVICはネットでやたらと叩かれる節があるようです。
MAVICが叩かれる原因は重量値が公表値と実測値では、実測値のほうが重いということと、やたらと特許を振りかざすところが鼻につくんでしょうね。
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